Pちゃんちゃんの小言

日々思うことについて、徒然なるままに綴っていきます。

M&Aで会社を売却(体験記)②

Pちゃんです。

 

M&Aのお話の続きです。

 

銀行と公認会計士に騙されて以来、M&Aの意欲はすっかり萎えてしまいました。

この一件の後、数年間はM&Aを進めることはしませんでした。

銀行主催の飲み会で、たまたま参加されていた銀行の常務の方に、めちゃくちゃ文句を言ったところ、何回かお偉いさんが来ましたが、結局はうやむやにされてしまい、M&Aは進みませんでした。

本当に銀行って大嫌い。

 

 

そんな時、一本の営業の電話がきました。

とあるベンチャー企業で、介護関係のM&Aに特化した事業をしているので、M&Aを検討しているのなら、お手伝いをさせてもらないかと言ってきました。

M&Aで痛い目にあっているし、突然の営業の電話だったので、どうせなら思い切って言いたいことを言ってやろうと思い、

僕「M&Aで痛い目にあってるからさあ。どうせオタクらも金ふんだくって逃げるんでしょ。」

担当者「そんなことはありません。完全成功報酬型なので、決まるまでは費用は一円もかかりません。安心して下さい。」

僕「じゃ、本当にウチを買ってくれるヒト、探せんの?。」

担当者「当社のネットワークを駆使して、必ず探します。」

僕「じゃ、やってみろよ。探して来いよ。ぶっちゃけ、俺たち、あんたら信用してないかんね。」

担当者「ご期待に応えられるように全力を尽くします。」

こんな感じの、今思えば、かなり感じ悪いやり取りをして、この会社にM&Aを任せてみることにしました。

確かに完全成功報酬だったので、決まるまで費用は一切かからない契約でした。

M&Aが完全に決まるまでの期間は平均6ヶ月と言われました。

本当に半年で決まるのか疑心暗鬼でしたが、結果的には、約6ヶ月で決まりました。

 

この会社と契約後、数社からオファーが届きました。

中には上から目線の会社もあり、二束三文の金額を提示し、その代わり、今すぐに買ってやると言ってくる輩もいました。(もちろん、拒否しました。)

 

いろいろなオファーがある中で、

・従業員の雇用は継続

・出来れば従業員の給料はアップ

・僕の給料もアップ

・経営に関しては、基本的にはそのままで、あまり口は出さない

・もちろん、会社の借金は引き継いでくれる

 

という、ウチにとって、とても良い条件を出してくれる方が名乗り出てくれました。

そこで、早速、この方と面談をしてみることにしました。

 

今回はここまで。

ありがとうございました。