Pちゃんです。
M&Aのお話の続きです。
銀行と公認会計士に騙されて以来、M&Aの意欲はすっかり萎えてしまいました。
この一件の後、数年間はM&Aを進めることはしませんでした。
銀行主催の飲み会で、たまたま参加されていた銀行の常務の方に、めちゃくちゃ文句を言ったところ、何回かお偉いさんが来ましたが、結局はうやむやにされてしまい、M&Aは進みませんでした。
本当に銀行って大嫌い。
そんな時、一本の営業の電話がきました。
とあるベンチャー企業で、介護関係のM&Aに特化した事業をしているので、M&Aを検討しているのなら、お手伝いをさせてもらないかと言ってきました。
M&Aで痛い目にあっているし、突然の営業の電話だったので、どうせなら思い切って言いたいことを言ってやろうと思い、
僕「M&Aで痛い目にあってるからさあ。どうせオタクらも金ふんだくって逃げるんでしょ。」
担当者「そんなことはありません。完全成功報酬型なので、決まるまでは費用は一円もかかりません。安心して下さい。」
僕「じゃ、本当にウチを買ってくれるヒト、探せんの?。」
担当者「当社のネットワークを駆使して、必ず探します。」
僕「じゃ、やってみろよ。探して来いよ。ぶっちゃけ、俺たち、あんたら信用してないかんね。」
担当者「ご期待に応えられるように全力を尽くします。」
こんな感じの、今思えば、かなり感じ悪いやり取りをして、この会社にM&Aを任せてみることにしました。
確かに完全成功報酬だったので、決まるまで費用は一切かからない契約でした。
M&Aが完全に決まるまでの期間は平均6ヶ月と言われました。
本当に半年で決まるのか疑心暗鬼でしたが、結果的には、約6ヶ月で決まりました。
この会社と契約後、数社からオファーが届きました。
中には上から目線の会社もあり、二束三文の金額を提示し、その代わり、今すぐに買ってやると言ってくる輩もいました。(もちろん、拒否しました。)
いろいろなオファーがある中で、
・従業員の雇用は継続
・出来れば従業員の給料はアップ
・僕の給料もアップ
・経営に関しては、基本的にはそのままで、あまり口は出さない
・もちろん、会社の借金は引き継いでくれる
という、ウチにとって、とても良い条件を出してくれる方が名乗り出てくれました。
そこで、早速、この方と面談をしてみることにしました。
今回はここまで。
ありがとうございました。