Pちゃんちゃんの小言

日々思うことについて、徒然なるままに綴っていきます。

隅田川に投げ出されて、死にそうになった話

Pちゃんです。

 

今回は学生時代のお話です。

40年近く生きてますが、僕は一度だけ、本当に死にそうになったことがあります

隅田川で溺れて死にそうになったんです

 

僕が22歳くらいの時でした。

お花見の時期になると、大学の友人たちと浅草の隅田川のほとりでお花見をするのが恒例行事となっていました。

ビニールシートを敷いて、みんなでワイワイしながら、お酒を飲むという、どこにでもあるお花見です。

どこにでもあるお花見なんです、ある一部を除いて・・・。

 

このお花見には、宴の締めに、ヒトを隅田川に放り投げるという悪魔の儀式があるのです。 通称、隅田川ダイブ」

 

毎年参加していたので、隅田川ダイブがあるのは僕も分かっていました。

ダイバーは、毎回のようにH君だったので、僕が投げ出されることはないと思ってました。

しかし、この時は、H君がイギリスに留学しており不参加・・・。

いったい、誰がダイバーになるのかと疑心暗鬼になりながら、お酒を飲んでいました。

 

友人が可愛い女の子を呼んだせいか、みんなテンションが上がり、酒をガンガン飲んでました。僕もかなり飲まされて、いつしか、意識が飛んでました。

僕の場合、意識が飛んでも、眠らずに、やたらテンション高いまま、ずっと酒を飲み続けるので、周囲のヒトは異変に気付かないんです。

この時は、かなりのハイテンションで宴会の盛り上げ役になっていたそうです。

 

こうなると、必然的に僕がダイバーになる流れが出来上がります

僕は完全に意識が飛んでいるので、このまま隅田川にダイブするなんて危険です。

しかし、友人たちは僕がそんな事になっているなんて気付かない。

そのまま、悪魔の儀式に突入することになりました。

 

ちなみに悪魔の儀式(隅田川ダイブ)は、

①ダイバーを決定

②ダイバーの服を脱がせ、パンツ一丁にする

③ダイバーを胴上げ

④胴上げしながら、隅田川に移動

⑤万が一に備えて、川沿いに設置してある浮き輪をスタンバイしておく

⑥胴上げ→ダイバーを隅田川に放り投げる

⑦ダイバーが泳いで帰還

⑧全員、爆笑で終わる。

という流れになってます。

 

さて、僕も悪魔の儀式に突入しました。異なる点がありますので、ご注意ください

悪魔の儀式(Pちゃんバージョン)

①ダイバーを決定

②ダイバーの服を脱がせ、パンツ一丁にする

③ダイバーを胴上げ

④胴上げしながら、隅田川に移動

⑤胴上げ→ダイバーを隅田川に放り投げる

ダイバー金づちで泳げず、溺れ、川に沈んでいく。

⑦ダイバーの金づちに気付かず。

ダイバー(僕)、ここで意識が戻る。溺れている自分に気付く

⑨参加者、目の前で重大な事件が発生していることに気付く。

⑩ダイバーの救出をはかるため、浮き輪を投げようとするが、スタンバイを忘れているため、浮き輪が使えず、テンパる。

⑪参加者がテンパっている間、ダイバー(僕)、遠くに流されていく・・・。

⑫ダイバー(僕)、「助けてー」

⑬M君が川に飛び込み、ダイバーに近づく

⑭M君、ダイバーを掴み取り、川に戻る

⑮ダイバー救出成功!!

全員、引く

 

M君のおかげで、隅田川に沈まずにすみました。

隅田川って、海に近い場所だと流れが早いんです。

M君は、あと5m僕が流されていたら、助けに行けなかったと話してました。

 

僕が泳げないのを皆知らなかったのと、浮き輪のスタンバイを忘れるという2つの要因が引き起こした出来事でした。

 

隅田川の水を大量に飲んでしまった僕は、めでたく胃腸炎になり、数日間、下痢に苦しみました。

 

皆さん、飲み過ぎにはご注意ください。

ありがとうございました。