Pちゃんです。
とうとう、会社を破産させることになってしまいました。
この原因は、全て前代表のMです。
ここまで主に会社のピンチをどう切り抜けるかを書いてました。
実は並行して、Mの刑事責任を追及するため、動いていました。
そこで分かった、衝撃の事実について、これから書いていきたいと思います。
Mはウチ以外にも、6社の会社を経営していました。
どの会社も、ほぼ同時にウチと同じような状況になり、Mは逃げていきました。
僕はまず、警察に相談に行きました。
会社の金を根こそぎ抜いてるので、横領で捕まえて欲しいとお願いしました。
しかし、刑事の話では、ただお金を抜いてるだけでは、横領罪での逮捕は出来ない。抜いたお金が何に使われたのかまで証拠がないと難しいと言われました。
会社の書類(特に領収書関係)は全てMが持って行ったので、証拠が無かったんです。クレジットカードの明細書は取り寄せることができましたが、横領と証明できるものが少なくて・・・。
弁護士も警察と同様の見解で、ベテランの弁護士でも横領で刑事訴訟できたのは2件しかないと。
諦めたくはないので、他の被害者と協力して、とにかく情報収集をしました。
まず、銀行口座の中身をチェックしました。
・毎月、取締役のKに20万弱が流れている
・明らかにキャバ嬢っぽい名前のヒトに約50万が流れている
・Mの息子に56万が流れている(Mの息子は会社とは無関係)
・ATMで金を抜きまくっている。
・Mの口座に多額のお金が流れている。
・縁もゆかりもない人にお金が流れている。
破産管財人と調査したら、会社の口座を通じて、約1億円が外部に流出してました。
クレジットカードの明細を取り寄せてチェックしたら、
・毎月、六本木のキャバクラやクラブに何十万も使っている。
・ルイヴィトンで何十万もするカバンを買っている。
・その他にも、大阪や韓国で使われている。
等々、Mが遊びまくっていたことが分かりました。
クレジットカードに関しては、Mはずっと名義変更をせずに当時の代表だった母の名義にしていました。何度も滞納したので、母がブラックリストに入ってしまい、クレジットカードを作れない状態にされちゃいました。
他の被害者もウチと同じような状況でした。
そこで、一度、被害者同士で集まって情報を共有しようということになり、愛知県のある場所で集まることにしました。
そこで、Mの本当の正体が明らかになりました。
今回はここまで。
ありがとうございました。