Pちゃんです。
M&Aネタの続きです。
もうマジでヤバい状況が続いていた4月の末頃、一本の電話がありました。
僕が不在時に、女性の声で「前の代表者の方はいらっしゃいますか?もしいらっしゃれば、お話がしたい。いなければ、私の電話番号を教えますので、お伝え下さい」と電話があったそうです。
早速、電話しました。
僕「もしもし、お電話いただいたPちゃんです。」
女性「初めまして。私はYと申します。突然、すみません。私は愛知県で介護事業をしている者ですが、そちらの代表って、Mですよね?何か大変なことになってませんか?。」
と言われました。
愛知県の介護事業所って言われ、僕はピーンときました。
Mが作ったホールディングス会社のHPに愛知県のデイサービスと居宅介護支援事業所をやっている会社があったので、この会社のヒトだろうと思い、
僕「もしかして、愛知県のS社の方ですよね?おっしゃる通り、今、大変なことになってます。どうしてウチが大変だって分かったんですか?。」
Y「ウチも大変なことになってます。Mは詐欺師ですよ。三重の事業所は裁判になってます。すぐに弁護士に相談してください。急がないと大変なことになりますよ。私はもう弁護士に相談してます。」
という、衝撃の事実を教えてもらいました。
なんでも、この女性YさんもMに会社を譲り渡したところ、税金や業者への支払いを滞納しまくり、会社のクレジットカードで六本木のキャバクラ等で毎月数十万も使っていたそうです。ウチと全く同じ手口だったことが判明。
しかも譲渡契約で1,000万円を支払う約束だったにもかかわらず、ごく一部しか払われてないそうで、民事訴訟を検討しているそうでした。
三重県の事業所では既に裁判が始まっており、Mが譲渡契約で元オーナーに3,000万円を支払う約束をしたにもかかわらず、一銭も払われず、裁判をしたそうです。この時すでに第一回目の公判が終わったと説明されました。
Yさんの告発で、一気に緊張感が高まりました。
心配なのが、翌月の給料のことでした。Yさんからは、多分、払わないと思うと忠告を受けました。
この日以降、僕は給料だけは支払うこと、取り急ぎ現金10万を送金することを毎日のようにMにラインしました。
今回はここまで。
次回も怒涛の展開となります。
ありがとうございました。