Pちゃんです。
このネタ、まだまだ続きます。
代表権を取り戻し、母から500万を資金注入してもらいましたが、依然として大ピンチに変わりありません。
既に書きましたが、いつ差し押さえが来てもおかしくない状況でした。
弁護士と相談し、老人ホームと介護事業を売却して、借金を返済することにしました。
というか、これしか借金を返済する方法はありませんでした。
すぐに買い手を探しを始めました。差し押さえの件があるので、早急にみつけなければなりません。1億以上の金額が動くことになるので、買い手はそう簡単にみつからないと分かっていましたが、このミッションをやり遂げるしかありません。
使えるコネクションを全て使い、いろいろなところに声をかけました。
興味を持ってくれた会社は数社ありましたが、金額が金額だけに、難航しました。
そんな中、1社、買収を本気で考えたいと言ってくれた会社と巡りあいました。その会社は介護とは無関係の会社でした。
最初は老人ホームだけに興味があったようですが、新規事業として介護事業もやってみたいとの意向もあり、この会社と交渉をすることにしました。
交渉役はもちろん、僕です。
交渉には神経を使いました。なんせ、こっちの立場の方が圧倒的に弱いんですから。少しでも良い条件で売却したいのですが、それは相手も同じです。
我々の条件ばかりを強く言うと、相手が交渉から下りる可能性もあるので、慎重に進めました。折り合える点を探りながら、交渉を続けました。幸い、お会い手が好意的な感じで交渉してくれたので、助かりました。
細かい交渉期間などは省きますが、何とかお互いが折り合える妥協点で合意することが出来ました。我々の会社の資金も底をつくギリギリのタイミングで売却できました。
売却先に我々も含めた全社員を移動することもできました。
これで負債が全て完済できると思いましたが・・・。
今回はここまで。
ありがとうございました。