Pちゃんちゃんの小言

日々思うことについて、徒然なるままに綴っていきます。

会社の金を持ち出した社長が逃走!悲劇の経過を明かす #信じられない出来事⑪

Pちゃんです。

地獄絵図の続きです。

 

会社の口座の残金300円で社長のMに逃げられ1億以上の借金や滞納した税金、Mが遊んだ金の支払いまで襲いかかってくるという状況になりました。

 

知人に紹介された弁護士に相談したところ、

・Mが持っている会社の株を取得する

・その上で、僕が会社の代表になる

これを早急にやりなさいと言われました。

 

この時点では、Mとはメールでなら何とか連絡が取れたので、もうひとりの役員であったKにも協力してもらい、会社の株を僕に早急に渡すように何度も催促しました。

Mも会社の株を離したがっていたようなので、素直に応じました。

司法書士にも協力してもらい、会社の株を取得し僕が代表になりました

約2週間の出来事でした。

弁護士曰く、これでやっとスタートラインに立てたと。

 

この間、給与の支払い、銀行の借入金の支払いなどがありましたが、母が500万を入れてくれて、何とかしのぐことができました。

それでも、Mが残した負債が残っており、色々なところから督促状が届きました。その都度、事情を説明して、一部を支払い、残りは待ってもらう等の対応をしました。

マジでいろいろな人に何度も謝りました。

ちなみにこの間、我々家族の給料はほぼゼロでした。

経済的にも結構、きつかったです。

 

正直、いつ差し押さえになってもおかしくない状況からか、この頃からストレスで頭がおかしくなりそうでした。

具体的には、

・何もしていないのに、心臓がバクバクする。

・気が緩むと、情けなくて悔しい気持ちになり、涙が出る。

・食欲不振 好きだった酒も飲む気がしない。

・休日は何もする気がおきない。

・最大で7kg瘦せる

・死んだら楽になると考えてしまう。

知人の精神保健福祉士の方では、鬱病の前触れだがら少し休んだ方がいいと言われましたが、休んでいる暇などない状況でしたので、通常業務をしながら、この事件の対応をしていました。

後から聞いたんですけど、母は僕が死ぬんじゃないかと心配していたそうです。

 

今思えば、母は強かったです。

二人で今後のことを話していた時、

僕「家も失うかもしれないね。」

母「命まで取られる訳じゃないでしょ。」

僕「俺がもっとしっかりしてれば、こんなことにはならなかったよ。ほんとに申し訳ない。」

母「あんた一生懸命頑張ったじゃない。何も謝ることないわよ。」

僕「これからどうしよう。」

母「なるようにしかならないでしょ。私、それなりに年金もらってるし、あんたくらい、しばらく養ってあげるわよ。その間に新しい仕事探せばいいじゃない。大丈夫だから。」

僕 「・・・。号泣 嗚咽」

母にここまで言わせてしまい、情けない気持ちや悔しい気持ち、母への感謝など、複雑な気持ちが入り混じって、僕は泣きました、号泣し、嗚咽。

今でもこのことを思いだすと、涙が出てきます。

 

代表が僕になっても、大ピンチに変わりはありません。

そこで、大きな決断をしました。

今回はここまで。

ありがとうございました。