Pちゃんちゃんの小言

日々思うことについて、徒然なるままに綴っていきます。

介護支援専門員(ケアマネジャー)をやってみて感じること。

Pちゃんです。

 

僕は今、介護支援専門員(ケアマネジャー)をやっています。既に6年目に突入しました。

5年間、ケアマネジャーをやってみて感じることについて、書きたいと思います。

 

① 意外と面倒くさい、やってらんない仕事が多い。

 とにかく書類が多い。ケアプランに関するものになると、基本情報、アセスメントシート、課題分析シート、サービス計画書(3枚)、担当者会議録、支援経過記録、モニタリング記録、利用票、提供票、個別サービス計画書が必要になります。

その他、主治医からの意見書などもあり、ケアプランを作るだけで書類の山が完成です。ペーパーレスの時代なのに、介護の世界って遅れてますよね。

 

加えて、ボランティアの仕事が多いです。

通院の付き添い、いろいろな役所の手続きなど、全てボランティアでやる仕事が多いんです。特に身寄りのないヒトだと、緊急連絡先にさせられる場合が多く、ちょっとしたことで呼び出されたり、休日でも関係なく対応させられたりします。(勿論、ボランティア)

そのため、本来の仕事が進まないことがよくあります。

 

 

② 無駄な研修が多い。

  ケアマネジャーって、自己研鑽のために研修を受けなきゃいけないんです。受けてないと、実地指導で役所から研修受けろって指摘されるんです。

しかし、その研修がハッキリ言って無駄です。

ジョジョの奇妙な冒険のディオの言葉を借りるなら「無駄無駄無駄無駄無駄無駄アーーーーーッ、WRYYY。」って感じです。

 

いろんな研修を受けましたが、だいたいのパターンが、

「自立支援って何ですか? それでは、皆さんで話し合ってください。」

とか、

よくわかんない架空の事例を与えられて、ケアプランを作る。

時間が無いので、結局、グダグダになって終わる。

研修が終わった後、だた疲労感と虚しさしか残らない状態になります。

 

 

③ 役所や医師にビビるケアマネジャーが多い

  ケアマネジャーになって最初に感じたのは、役所の顔色を伺うヒトや、医師にへつらうヒトが多い点です。僕がいる地域が保守的な雰囲気だからなのかもしれません。

役所=お代官様、医師=お医者様と考えてるケアマネが多い気がします。

 

介護福祉士出身のケアマネなんかは、あまり医師と話したことないから、尊大に感じるのかもしれませんね。別にそんなことないんですけどねぇ。

 

役所についても、「監査が怖い」「目を付けられたら、ケアプランをチェックされて注意されそう。」とか言って、怖がるケアマネが多いと感じてます。

僕の経験では、役所は意外と協力的なヒトがいます。

 

しかし残念なことに、非協力なヒト、役所という立場を利用し蓮舫さんばりに上から目線のヒトがいることも事実です。

以前、役所に相談した際、担当者から「その考えを改めて下さい。」って言われた時は、流石にバク切れしちゃいました(笑)

 

そんな奴らに対抗する方法として、僕がいつもやっている方法は、

①担当者の名前、担当者が言った発言の細かい内容、日時を全て記録する。

②総務課に①の内容を報告し全てチクる。

③場合によっては、呼び出す。

ということをやって、対処してます。

友人は市会議員も交えてクレーム入れてました。選挙近くなると、議員さんも協力してくれることが多いそうです。

 

僕が感じたのは、これくらいです。

やってられないと感じてるケアマネが多くて、辞めるヒトもいます。

最近、国がケアマネに対して、賃金などの処遇を改善する動きを具体的に進めているみたいです。今後は少しずつ変わっていくかもしれません。

 

今回はここまで。

ありがとうございました。