Pちゃんです。
最近、仕事の関係で、ある高齢者の生活保護の申請に携わりました。
保護の申請って、大変なのかなって思ってたんですけど、意外とスムーズに出来ました。若者じゃなくて、独居の高齢者だったからかもしれませんね。
初めてのことなので、事前に電話で必要な書類を聞いてから、役所の窓口に訪問しました。
必要な書類は下記の通り。
・通帳と印鑑 残高3万~5万円が目安
・介護保険証
・医療保険証 生活保護になると医療保険から外れるので返却する
・マイナンバーの分かるもの
・住んでいるアパートの契約書
・年金振込通知書
あとは窓口で3~5枚程度の申請書類に必要事項を記入。
他に収入があれば、収入申告書みたいな書類もあるそうです。
後日、本人と担当者が面談。
申請日から2週間以内に保護決定通知書を発行する。
ちなみに反社会的勢力に属するヒトは生活保護は申請出来ないと注意書きがありました。
面談時に保護費の対象になるものを伺ったところ、
・家賃(上限あり)
・医療費
・介護サービスの利用料
・通院時のタクシー代(主治医の意見書が必要) でした。
他にも対象になるものがありそうでした。
そういえば、以前、僕が勤めていた病院で、生活保護の患者さんが医師にゴネて湿布を月500枚処方してもらって、問題になってましたね・・・。
また、あくまでも噂話ですが、とある病院で、生活保護の癌患者のレセプト(医療費)が1億円を越えて、しかも、そのレセプトを通したツワモノ医師がいたという話を聞きました・・・。
生活保護の方でも、社会福祉法人が運営する特別養護老人ホームであれば入所出来るそうです。社会福祉法人以外の法人では、生活保護の方はお断りされるケースが多いそうなので、注意してください。
社会福祉法人等による利用者負担軽減制度(社福減免)という制度を使うことで、生活保護の方でも入所出来るようになるそうです。
ちなみに僕がいる自治体では、本人じゃなくても申請が出来ました。
ケアマネジャーさんとかでも代理で申請できるそうです。
今回はここまで。
ありがとうございました。