Pちゃんちゃんの小言

日々思うことについて、徒然なるままに綴っていきます。

言語聴覚士のメンタルの鍛え方 理不尽なハラスメントへの対応の仕方

Pちゃんです。

 

以前、僕が勤めていた病院の言語聴覚士(ST)が、すぐに辞めてしまうという話を聞き、僕なりにその理由を考えてみました。

 

結論:メンタルが弱い。

          OR  環境が悪い(理不尽なハラスメントがある)。

 

いろいろと話を聞いてみて、この結論に至りました。

 

では、どうすればいいのか?

 

① メンタル(精神力)を鍛える

弱ければ、鍛えれば良いんです。

どうすれば鍛えられるのか?

僕の場合は、反骨精神をバネにして、ひたすら勉強しました。

具体的には、学会で発表をしたり、資格を取ったり、目に見える具体的な成果を出すことだと思います。そうやって自分の臨床スキルを高めるんです。

成果も出してないのに、「頑張ってます」感を出しても、説得力がありません。

ニュアンス的には、

「○○学会で発表しました。」→よくやった。

「論文を書きました」→マジスゲー。パね~

「論文を読んでます」→・・・へえー。   くらいの違いがあります。

 

具体的な成果を出せば、自信も付いてきます。メンタルも強くなります。

しかし、時間はかかります。

学会発表や資格取得をするにしても、半年~1年程度の期間は必要です。

石の上にも三年とはよく言ったもので、多少の忍耐の期間は必要なんでしょうね。

 

 

 

② 手を出したら、ヤバいと思われる人間になる。

つまり、職場に欠かせない存在になるということです。

僕の場合、学会発表や論文の投稿で実績を積み重ねると同時に、味方を増やしました。

味方と言っても、所属していたリハビリ科以外が多かったです。

具体的に言うと、院長先生、内科の医師や栄養士、歯科衛生士、看護師、放射線技師、介護福祉士、掃除のおばちゃん です。

ぶっちゃけリハビリ科以外の大半を制覇です。

院長先生と医師を味方に付けたのが大きかったですね。

なぜなら、当時の上司(部長)が医師に媚びる、へつらう人間だったので、そういった方々に愛されている僕に、手を出しにくかったみたいです。

もし僕に手を出したら、院長先生や医師、その他のスタッフだけじゃなく、掃除のおばちゃんだって黙っちゃいませんよ?」というオーラを出して仕事が出来ました。

 

 

③ いつでも刺し違える覚悟を見せる。

②と近い内容かもしれません。半沢直樹じゃないですけど「やられたらやり返す。」という覚悟、もしくは「道連れにしてやる」という覚悟を見せるんです。

具体的に言うと、「退職をほのめかす」(STは人手不足だったので困ってました)

「退職の理由に理不尽なことをしてきた奴がいることをほのめかす」(僕は労働組合に相談しました)

僕の場合、これで理不尽なハラスメントは激減し、とても仕事がしやすくなりました。

 

以上、三つの対処法を書きましたが、最後の③に関しては、やり過ぎると逆効果になるのでご注意ください。退職をほのめかしていると、本当に退職することになる可能性があります。

 

今の職場に悩んでいる方々の参考になれば幸いです。

ありがとうございました。