Pちゃんちゃんの小言

日々思うことについて、徒然なるままに綴っていきます。

言語聴覚士が知っておくべき病院内での立場

Pちゃんです。

 

今回も言語聴覚士(ST)ネタです。

 

今回はSTの病院内での立場や、病院内の人間からどのように思われているかについて、書いていきます。

10年近く病院で働いた僕の個人的な主観ですが、これから病院で働こうと思っているヒトの参考になれば幸いです。

僕が病院で働いた経験を元にしているので、かなり主観的な書き方ですが、あしからず。

 

僕はST以外の職種(臨床検査技師放射線技師、薬剤師など)をあまり調べずに、フラッと養成校に入学しました。

養成校では、「STになれば人生バラ色」とか「STになれば先生と呼ばれ、尊敬される」とか言われましたが・・・、これらは全て噓です。

学生のモチベーションを上げるため、もしくは学生を集めるために言っていたのしょう。今も、いろんな養成校のパンフレットやホームページで、似たようなことが書かれているかもしれませんが、STの現実は結構、厳しいです。

実際に病院に勤務し、現実を目の当たりにして、すぐに真っ赤な噓であることに気付きました。

(あくまでも僕は急性期病院しか経験していないので、リハビリ病院だったら意外と立場は良いのかもしれませんね。あしからず。)

 

昔、勤めていた病院の院長が飲み会で、

院長「とにかく看護師が欲しい。看護師が足りない。」

僕 「リハビリ職はどうでしょうか?」

院長「君たちリハビリ職の必要性をを3とするなら、看護師は7、放射線科は2、検査科は1.5だ。」

3:7:2:1.5という謎の比率を用いて話をされてました。

ちなみに、検査は全て外注で良いと言ってましたね・・・。

 

この会話から分かるように、リハビリ職って、そんなもんなんですよ。

院長はリハ医だったので、少しリハビリ寄りの発言だったと思いますが、それでも、この程度の認識です。なので、気軽に仕事して良いんですよ。

 

ちなみに、リハビリといっても、理学療法士(PT)は知ってるけど、STは知らないヒトがたまにいました。

病院内での認識はその程度です。

 

臨床検査技師放射線技師のヒトとは、仕事でからむことは少ないですが、たまに臨床で役立つことを教えてもらえるので、仲良くなって損はないです。

 

また既に当ブログで書いてますが、リハビリ内でのSTの立場は低いです。

圧倒的にPTや作業療法士(OT)の立場が強いです。

 

病院内での立場を上げるのは、結局は、自分次第なんですね。

 

ありがとうございました。