Pちゃんです。
今回は、言語聴覚士(ST)に向いてるヒトについて書きます。
養成校のパンフレットや、SNSでも、「ヒトとコミュニケーションを取るのが好きなヒト。」「根気のあるヒト。」とか、別にSTじゃなくても当てはまるような、それっぽいことが書かれてますが、はっきり言って、噓です。僕はそう思ってます。
僕が思うSTに向いてるヒト
① メンタルが強い
リハビリの仕事って、体育会系のノリがまだ残ってると思います。リハビリに限らず、医療の世界自体がそうかもしれません。当ブログで何度も書いてますが、パワハラは多いです。また看護師とも上手くやっていく必要があります。
ディスするつもりはありませんし尊敬もしてますが、看護師さんは結構、性格的にキツイ方が多いと思います。医師でも、性格にクセのあるヒトがいます。
そんな人たちを相手にするのです。キツイこと言われて、いちいち凹んでられません。これに耐えられないと、職場をコロコロ変えるということになったり、仕事を休みがちになったりしちゃいます。
メンタルに自信のある方は、生き残ると思います。自信の無い方でも、メンタルは鍛えられますので、ご安心ください(笑)。
② 口がうまい
カンファレンスだけでなく、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)から意見を求められたり、患者さん本人や家族から説明を求められたりすることが多々あります。この時に、上手く説明できなかったり、いい加減なことを言うとPTやOTから激詰めをされたり、患者さんからのクレームに繋がる恐れがあったりするので要注意です。
そのため、常に理論武装できるようにしておく必要があります。
中には、理論が通じないヒト(感情に訴えてくるヒト)もいるので、そういった方々をなだめ、落ち着かせる話術が必要になってきます。
また看護師や看護助手のおばちゃん達とも上手くやっていければ、仕事がしやすいので、僕はオヤジギャグとか綾小路きみまろの漫談などの勉強もしてました。
③ そこそこ勉強が出来る
②でも書きましたが、理論武装できると自分の身を守れます。そのためには、勉強をする必要があります。また、学会発表を強要される場合があるので、その点でも勉強は必須です。勉強が嫌いなヒト、そんなことに時間を使いたくないヒトは、苦労すると思います。
④ 休みが少なくても気にしない
医療関係って他の職種に比べて休日は少ないと思います。夏休みはありますが、交代で休むので、必ずしもお盆の時期に休めるとは限りません。年末年始だって出勤させられることがあります。祝日が出勤日になっている場合もあります。職場によっては有給休暇を取得しにくい雰囲気があります。
一般のヒトが休んでいる時に自分は働くという状況が多いです。恋人がいると休みが合わず、揉めるかもしれませんね。
休みがたくさん欲しいヒトは注意が必要です。
⑤ 他人に仕事をぶん投げる。面倒くさいことを避ける。
意外と雑用って多いんです。仕事が出来るSTって、STの仕事しかしてない。
つまり、雑用は他のヒトにぶん投げてるんです。しかも、なぜか反感をかわないんです。もしくは、面倒くさいことを絶妙に避けてるんです。雑用などの面倒くさいことを避ける嗅覚が鋭い。忘年会の幹事とか決める時に限って姿を消す、又はドクターに呼ばれるなどの運も持っているヒトがいるんです。
逆に雑用ばかりをぶん投げられて、テンパる可哀想なヒトもいます。学校や職場でも、こういうヒトっていますよね。
自分がどっちに当てはまるかをよく考えてみて下さい。
以上、5つほど書きましたが、別にこれに当てはまらなくても、STなんて、国家試験さえ受かれば誰でも出来ますので、ご安心下さい。
実際に働いてみないと分からない点、気付かない点も多いです。
参考にしていただければ幸いです。
ありがとうございました。