Pちゃんちゃんの小言

日々思うことについて、徒然なるままに綴っていきます。

会社の金を持ち出した社長が逃走!悲劇の経過を明かす #信じられない出来事②

Pちゃんです。

 

前回、M&Aで詐欺られた話をしました。

前回はプロローグ的な話となりました。

今回から具体的な話をしていきたいと思います。

 

以前にも、今回のM&Aのことを買いたので、重複する部分もありますが、ご容赦くださいませ。

令和3年9月28日に、Mという男に株式譲渡という形で会社を売却しました。

担当者の情報では、Mは、

・愛知県を中心に介護事業を複数展開している。

・愛知県での展開が落ち着いたので、全国展開を考えている。

・その第一弾として、うちの会社を買いたい。

・全国展開をして、国に意見を言えるくらいの大きな組織を作り、介護職員の待遇改善を訴えていく。

という内容でした。(のちに全て噓ということが判明)

 

その後、コロナ渦ということもあり、母と僕でウェブ面談をしました。

面談でも、Mは同じような内容の話をしました。

売却後も、僕は役員として、父と母は従業員としてしばらく残って欲しいと言われたのと、僕も含めて従業員の待遇を今よりも良くすると言っていました。

 

こちらの条件として

・株式譲渡の価格 ○○○万円

・父と母の会社への貸付金○○○万円を即時返済する

・父と母と僕の名義の土地を○○○万円で株式譲渡と同時に購入する

・従業員の雇用は維持

・父と母が連帯保証人になっている債務を引き継ぐ(Mに連帯保証人を変更する)

・父と母がスムーズに退職できるように体制を整える

という内容でした。

Mは、こちらの条件を全て飲むと言ってきたので、株式譲渡でMに会社を譲り渡すことにしました。

譲渡契約書を作成しましたが、リーガルチェックをした方がいいとのアドバイスがあり、弁護士に11万円を払い、チェックしてもらいました。

内容としては、連帯保証人の変更をMがしてない場合は全てMが責任を取るということにしました。(のちに、この契約書はなんの効力も発揮しないことが判明しました)

 

契約書の作成とリーガルチェックを経て、令和3年9月28日を契約日と定め、準備を進めていきました。

途中、Mから

・土地の売買契約について、資金調達が遅れているので、支払いを9月28日→12月31日にして欲しいとの連絡がありました。

この時、上場企業の紹介だし、問題ないだろうと思い、OKを出しました。

(のちに後悔するんです)

 

このような経過を経て、9月28日の契約日を迎えることになりました。

 

今回は、ここまで。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会社の金を持ち出した社長が逃走!悲劇の経過を明かす #信じられない出来事①

Pちゃんです。

 

かなり久しぶりの投稿です。

なぜ、こんなに久しぶりになったというと、詐欺にあったからなんです。

 

以前、当ブログで、M&Aで会社を売却したことを書きました。

新しい社長(以後、Mと呼称します)を迎え、心機一転、再出発をしようと動きました。

 

しかし、M&Aから約1年半後、Mが会社の金を全て持ち出し、一方的に辞任届を送り付け、逃げていきました。

通帳に残っていたお金は、なんと、わずか300円...。

しかも、社会保険料の滞納が約700万、税金も300万以上滞納していました

最も厄介だったのが、私と両親が連帯保証人になっている銀行等からの借入金が約1億円残っていたことです。

M&Aの条件として、銀行からの借入金をMが引き継ぎ、我々は連帯保証人を外れることになっていたはずが、その手続きがされていませんでした。

また、会社に貸している土地(父と母と僕の名義)を3000万で購入する契約も、履行されないまま、逃げられました。

 

これらが判明した瞬間、目の前が真っ暗闇になりました。

終わったな、ホントにそう思いました。

 

Mの携帯に連絡しても出ず。ラインは無視。全く連絡が取れなくなりました。

しかも、携帯を解約していて・・・。

 

とりあえず、今回はプロローグ的な感じで、ここまでとさせて頂きます。

これから、Mが社長に就任してからの経過や、その後の私たちのことを詳細に書いていきたいと思います。

ありがとうございました。

 

 

マンション大規模修繕って、めんどくさい

Pちゃんです。

 

僕は、とある大手デベロッパーの分譲マンションの理事長をやっています。

昨年の3月で任期満了で退任のはずだったんですが・・・。

次の理事の方々に泣きつかれてしまい、やむなく、もう1期(2年)、理事長を延長することになってしまいました。

 

なぜ、泣きつかれてしまったのかというと、

次の理事の方々は、大規模修繕の担当理事になってしまうからなんです。

これまでマンションの運営に携わってない方々に突然、マンションの大規模修繕をしろと言われても、ほぼ無理ゲーです。

一応、大規模修繕の流れやマンションの課題は把握していたので、僕に泣きつくしかなかったようです。

 

大規模修繕って、だいたい新築から10年を目安に行うそうです。

10年も経過すると、外壁や屋上防水シート剝がれなど、主に外部の劣化が目立ってくるんです。最近は、建築技術の進歩があるので、10年を過ぎても問題ないようですが、国土交通省では、遅くとも15年目には一度、大規模修繕をしましょうって通知を出しているみたいです。

 

うちのマンションの場合、10年目近くから大規模修繕の計画は持ち上げっていましたが、歴代の理事では決められず、ずっと先送りにしていたようです。

おそらく、自分の代でやると面倒くさいので、次の理事に先送りをして、その次の理事も先送りをしてという感じで、ずっと投げ続けてきたようです。

 

劣化が目立ってきたし、年数的にこれ以上、先送りは出来ないので、僕の代で大規模修繕を実行するように動いていくことにしました。

幸いなことに、他の理事は協力的で穏やかな方々で助かりました。

 

マンションの大規模修繕の最大の課題は、業者の選定です。

どの業者にいくらでお願いをするのか、理事会が決めなくてはならないんですが、これが一番の課題です。

だって、素人だし、いくらかかるかなんて分かりませんからね。

 

だいたい、マンションを作った会社(施工会社)と管理をしている会社は同じ企業グループなので、最初はそこから提案を受けます。

提案を受けても、それが高いか安いか分からない。

考えるのが面倒くさいヒトは、この段階で決定するかもしれません。

また多くのヒトは、マンションの大規模修繕なんて、相場が分からないし、業者の選定にしても、そんなツテもコネもない。

また管理会社は、業者を探してはくれないので、理事で探せと言ってくる。

(まあ、管理会社と施工会社はグルなので、じぶんとこで大規模修繕をやらせたいから、探すわけない)

僕は不動産会社の知人がいたので、相談したところ、最低でも3社の相見積もりを取った方がいいと言われ、業者を紹介してもらいました。

施工会社を含めて、3社の相見積もりを取りました。

そのうちの1社の見積もりが、かなり高いのと、有資格者が確保できないので、工事が1年遅れるというため、除外し、残りの2社のどちらかにすることにしました。

 

この2社、大規模修繕専門業者A社とうちのマンションの施工会社です。

最初はA社がかなり安い金額を提示していたので、こっちに決めようと思いました。しかし施工会社から、「もうワンチャンください。」と泣きつかれて、金額を下げてきたので、かなり拮抗してしまい、困ってしまいました。

 

そこで、2社の業者を呼んで、住民説明会を開くことにしました。

業者の選定をするのに、住民の意向も聞いて業者の選定をしますよという名目もあり、且つ、大規模修繕をするにあたっては、住民説明会を開かないと理事会の独断で選定をしたと誤解される恐れもあり、開催をしました。

 

住民説明会の参加者は、全世帯の約1/3程度。ぶっちゃけ、ほとんどの世帯が無関心です。一部の熱狂的な(笑)方々が、参加してきます。

説明会の流れは、

・A社の説明と質疑応答

・施工会社の説明と質疑応答

業界の暗黙のルールとして、業者同士はお互いのプレゼンは見ない、プレゼンが終わったら、さっさと帰るというルールが存在するらしく、その通りに進めました。

時間は2時間を予定していましたが、予想通り、一部の熱狂的な方々が、どうでもいい質問をしまくり、時間をオーバーしてしまいました。

 

説明会終了後、施工会社の担当者が僕に近寄ってきて、

施工会社の担当者「理事長、少しお話をよろしいでしょうか?。」

僕  「なに?。」

施工会社の担当者「見積もりの金額を○○○○円に下げますので、我が社に決めて頂けないでしょうか?。」

僕  「ちょ、待てよ。他の理事にも相談したいし、A社にもチャンスやんないと不公平でしょ。」

施工会社の担当者「分かりました。」

この時点で施工会社の方がA社より100万くらい安い金額でした。

 

その後、他の理事に報告し、A社にも価格交渉をしました。A社は、これ以上の値下げはしないとの回答だったので、他の理事とも相談し、施工会社に決めました。

最初の見積もり金額より、数千万円の値下げとなりました。

もしかしたら、施工会社は大手デベロッパーなので、A社と談合していたのかもしれませんね。

後日、一部の住民から、僕が談合しているんじゃないかと噂話している輩がいたそうですが、直接、言われてないので、スルーです。

 

という感じで、今度の総会で大規模修繕工事の業者の選定を提案することになりました。総会の可決を経て、修繕工事がスタートになります。

 

今回のことで学んだことは、

・マンションの大規模修繕は、最低でも3社は見積もりを取る

これに尽きる。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主任ケアマネジャー研修 体験記

Pちゃんです。

 

今回は久しぶりのケアマネのお話です。

 

先日、主任ケアマネジャーの研修がやっと終わりました。

 

なぜ、主任ケアマネジャーの研修を受講したかというと、

・居宅介護支援事業所(ケアマネジャーのいる事業所)の管理者要件を満たすため

 数年前に居宅介護支援事業所の管理者は、主任ケアマネジャーでなければならないという、謎の法改正がありました。令和6年3月までは猶予期間となっているのですが、僕が管理者をしているため、遅かれ早かれ、主任ケアマネを取る必要があり、今回、受講しました。

 

この主任ケアマネジャーを取るには、試験はありません

5年間、ケアマネジャーとしての実務経験があれば、必要書類を提出して、研修費用(4万2000円)を払って、12日間の研修を受けるだけです。

試験もなく、ただ研修を受ければもらえる、かったるい資格なんです

 

この研修内容なんですが、はっきり言って、だるい。

マジでウンコです

 

前半は、介護保険とか地域包括ケアシステムとか法律関係とかのつまんない講義でした。オンライン講義で参加出来たので、聴いてるふりして寝ました。

最初は遠慮がちに寝てましたが、特に注意されないので、堂々と寝てました。

途中でグループワークを強要されるんですが、これがウザイ。

なんかよく分からない抽象的な質問をされて、「はい、それではグループで話し合ってください。」と言われ、みんな、困ってしまうという、お決まりのパターンの繰り返し。とりあえず、やる気のない雰囲気を全面に出して、グループディスカッションの輪に加えてもらえないように仕向けて乗り切りました。

 

後半は会場に集められ、4人1組のグループを組まされました。

主任ケアマネは、事例検討会への出席や若手ケアマネからの相談に対応するのが仕事ですと説明され、ひたすら事例検討会の演習をさせられました。

最初は講師が用意した事例について、みんなで話し合いました。

その後、各自が持ち寄った事例について、事例検討会をしてみるという流れ。

事例検討会って、虐待とか介護拒否とかアル中とかの困難事例を取り上げることが多いみたいですね。

事例検討会のルールは、

・むやみに否定しない。

・誰もが発言しやすい雰囲気で、

・相手の気持ちや立場を尊重する

などなど、小中学校の学級会のような、ゆるーいルールがあるそうです。

しかも、事例検討会をやることによって、事例を提供したケアマネに自らのケアマネジメントのどこに問題があったのかに気付てもらうという、もう一つのよく分からない目的もあるそうです。

そのため、こんなことをやっても、根本的な解決には至らないので、ハッキリ言って、時間の無駄ですね。

まあ演習と言っても、参加者同士の愚痴の言い合いなので、研修の意味なんかありません。

 

あとは、講師が偉そう…。

僕が受講した時の講師は、社会福祉士あがりの主任ケアマネのヒトでした。

知ったかぶりのにわか知識を振りかざして、話を聞いているのが苦痛でした。

最も頭にきたのは、その講師が「医師や看護師は元々、頭が良いうえに、普段から勉強もしているので、我々、ケアマネジャーはかなわない。」などと、訳の分からないことを言っていることでした。バカにしてんのかって感じです。こんな奴にこんなこと言われる筋合いはないので、アンケートにめっちゃ文句を書いてやりました。

講師もウンコですね

 

2ヶ月で12日間という、ハードスケジュールでしたが、それを除けば、ただ講義を受けてさえいれば良いという、だるい研修です。

この研修を受けても、なんのスキルアップにもなりません。

本当に無駄な12日間でした。

 

愚痴ばかりになってすみません。

今回はここまで。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

M&Aで会社を売却(体験記)③

Pちゃんです。

 

M&Aのお話の続きです。

 

ウチにとって、最も良い条件を提示してくれた方が現れました。

まずは1度、面談をしてみることにしました。

 

担当者によると、最初の面談は

①それなりに高そうなホテルにある喫茶店で面談をすることが多い。

②出来れば、個室のある喫茶店が望ましい。

③必要に応じて、その後の面談も可能。

ということでした。

 

コロナの感染者が増えていたことを考慮して、結局はZOOMでの面談になりました。

買い手の社長さんは、40代後半の方で既に介護福祉系の会社をいくつも経営している方でした。

東北にも展開しようと考えていたようで、今回、ウチの会社に興味を持ったそうです。

買収にあたって、

・従業員の待遇は維持、若しくは売上に応じて給料は上げる

・僕の給料も上げてくれる(ちなみに上げるのは次回の決算後、役員報酬の関係で)

・運営はこれまで通りに続けてもらう。

・これから、東北でも事業を拡大するので、僕にも一緒に東北を回って欲しい。

・父と母は退任の方向だが、ずっと働いてもらっても構わない

・借金も引継ぐ。

という、願ったりの条件を出してくれました。

 

面談後、この方に売却をすることにしました。

その後の動きは、

①この方に独占交渉権を付与する

②母と僕が持って会社の株式の譲渡契約書を作る

③譲渡契約書の内容を弁護士にチェックしてもらう。(リーガルチェック)

④メインバンクにM&Aの件を連絡し、一応、許可をもらう。

⑤M&Aの日付を決める

⑥契約

という、流れになりました。

銀行の通帳の名義替えや登記の変更などもあるため、契約はメインバンクの会議室を用意してもらい、司法書士にも来てもらいました。

株式譲渡契約なので、母と僕には多少の譲渡金を頂くことが出来ました。

(仲介手数料を引いた金額が手元に残りました。)

 

M&A後も、代表権のない取締役として、そのまま勤務しています。

父は半分くらい隠居生活に入りました。

母の後任がなかなか見つからないため、母は変わらずに働いてます。

早く引退したいと嘆いていますが、借金の重圧からは解放され、積極的に人を採用して、事務員さんとかも採用できたので、仕事は楽になっている様子です。

 

僕も約束通り、決算後に、思った以上に給料を上げて頂きました。

M&Aから1年経ちますが、新しい体制に完全に移行するにはまだ時間がかかりそうです。

新しい社長の話では、完全に新体制に移行するには2年くらいかかるそうです。

僕はもっと頑張らなきゃいけないですね。

 

今回はここまで。

ありがとうございました。

 

M&Aで会社を売却(体験記)②

Pちゃんです。

 

M&Aのお話の続きです。

 

銀行と公認会計士に騙されて以来、M&Aの意欲はすっかり萎えてしまいました。

この一件の後、数年間はM&Aを進めることはしませんでした。

銀行主催の飲み会で、たまたま参加されていた銀行の常務の方に、めちゃくちゃ文句を言ったところ、何回かお偉いさんが来ましたが、結局はうやむやにされてしまい、M&Aは進みませんでした。

本当に銀行って大嫌い。

 

 

そんな時、一本の営業の電話がきました。

とあるベンチャー企業で、介護関係のM&Aに特化した事業をしているので、M&Aを検討しているのなら、お手伝いをさせてもらないかと言ってきました。

M&Aで痛い目にあっているし、突然の営業の電話だったので、どうせなら思い切って言いたいことを言ってやろうと思い、

僕「M&Aで痛い目にあってるからさあ。どうせオタクらも金ふんだくって逃げるんでしょ。」

担当者「そんなことはありません。完全成功報酬型なので、決まるまでは費用は一円もかかりません。安心して下さい。」

僕「じゃ、本当にウチを買ってくれるヒト、探せんの?。」

担当者「当社のネットワークを駆使して、必ず探します。」

僕「じゃ、やってみろよ。探して来いよ。ぶっちゃけ、俺たち、あんたら信用してないかんね。」

担当者「ご期待に応えられるように全力を尽くします。」

こんな感じの、今思えば、かなり感じ悪いやり取りをして、この会社にM&Aを任せてみることにしました。

確かに完全成功報酬だったので、決まるまで費用は一切かからない契約でした。

M&Aが完全に決まるまでの期間は平均6ヶ月と言われました。

本当に半年で決まるのか疑心暗鬼でしたが、結果的には、約6ヶ月で決まりました。

 

この会社と契約後、数社からオファーが届きました。

中には上から目線の会社もあり、二束三文の金額を提示し、その代わり、今すぐに買ってやると言ってくる輩もいました。(もちろん、拒否しました。)

 

いろいろなオファーがある中で、

・従業員の雇用は継続

・出来れば従業員の給料はアップ

・僕の給料もアップ

・経営に関しては、基本的にはそのままで、あまり口は出さない

・もちろん、会社の借金は引き継いでくれる

 

という、ウチにとって、とても良い条件を出してくれる方が名乗り出てくれました。

そこで、早速、この方と面談をしてみることにしました。

 

今回はここまで。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

M&Aで会社を売却(体験記)①

Pちゃんです。

 

久しぶりの書き込みになります。

 

実は、昨年、経営していた会社をM&Aで売却しました。

今回は、その経過について書いてみたいと思います。

中小企業のM&Aを検討されている方の参考になれば幸いです。

 

既に書いている通り、僕は父と母が経営している介護関係の会社で役員をしています。

将来的には僕が継ぐ方向で考えていましたが、色々と考えるところがあり、会社を売却することにしました。

 

売却を決めた理由

・社員の高齢化

 最年少は40代の僕、あとは60歳以上のヘルパーさん10人以上。

 なかなか若い人が入ってこない。このままでは、人員的にもたない。

 

・売上が頭打ち

 社員の高齢化や人員不足となり、売上にも響いてきました。

 このままでは、ジリ貧になって先細りになるのは目に見えてました。

 新しい事業を始めようにも、そこまで資金がないし、新たな人員も確保できない。

 

という訳で、僕が継いでも、先が見えている状況だったので、M&Aで会社を売却することにしました。

会社を売却するとなると、僕は追放されて無職になる恐れがありましたが、あまり深く考えずに、従業員ファーストの姿勢で取り組むことにしました。

 

最初にメインバンクに相談をしました。

すると、銀行にも相談窓口があるらしく、担当者が来てくれました。

とあるM&Aの仲介をしている公認会計士を紹介してもらい、そいつと契約して、買ってくれる会社を見つけてもらえと言われました。

銀行としては、M&Aを生業としていないので、後方支援をする。公認会計士を隠れ蓑にして、実際には銀行主体で動くと言われました。

その言葉を信じて、公認会計士を契約をし、着手金120万を支払いました。

しかーし、この後、この会計士が言い掛かりをつけてきて、一方的契約を破棄し、お金も帰ってきませんでした・・・

 

詳しいことは書けませんが、こいつを紹介した銀行の担当者にクレームをいれました。

担当者からは、「会計士と契約したのはオタクでしょ。俺は関係ない。俺はM&A出来るヒトを紹介して欲しいっていうから紹介しただけ。彼女が欲しいっていう男に女の子を紹介したのと同じでしょ。俺は無関係。」

という信じられない言葉を言われました。

当然、ブチ切れましたが、お金は帰ってくることもなく、銀行も責任を取ることはありませんでした。それまでは、頻繫に銀行が会社に来てましたが、この一件を契機に誰も来なくなりました。まさに蜘蛛の子を散らすような動きでした。

この一件から、僕は銀行が大嫌いになりました。

 

この件で、かなり精神的にくたびれてしまい、積極的なM&Aは控えました。

たまーに、M&Aを専門にしてる会社から営業かけてくることがあったので、冷やかし程度に話を聞く程度にしてました。

 

そして、それから数年後、ひょんなことからM&Aを本格的に再開しました。

 

今回はここまで

ありがとうございました。