Pちゃんです。
今回も、軽い失恋ネタです。
数年前のことです。
ウチの会社によく顔を出す営業の女性(Bさん)がいました。
ほぼ毎週、来ていたと思います。
榮倉奈々に似て、可愛いらしく、明るく、感じのいい方でした。
仕事で絡むことが多くなり、当然ながら、よく話すようになりました。
ある日、他の社員(オバちゃん)から、
「あの子、多分、あなたに気があるわよ。」
「誘ってみなさいよ。多分、大丈夫よ~。」
などと、煽られましたが、数々の失恋を経験し、もう傷つきたくない僕はスルーしていました。
特にちょっかいを出すこともなく、Bさんとは、その後も2年くらい仕事でのお付き合いは続きました。途中、社員から何度も煽られましたが、スルーしました。
しかし、何だかんだいって、可愛くてタイプだったので、僕は次第にBさんに好意を抱くようになっていました。
ちょっかいを出す→フラれる→傷つく というお決まりのパターンを繰り返しているのと、そもそも彼氏がいたら諦めるしかないと考えていたので、なかなか進展させることができませんでした。
そこで、一計を案じました。
作戦は以下の通りです。
① 取引先からプロ野球(楽天生命パーク宮城)のペアチケット貰ったんだが、一緒に行くヒトがいないと噓ついて、誘ってみる。
② 彼氏がいれば断るはず、又は好意がなければ断るはず→この時点で終了。僕はあまり傷つかない。
彼氏がいなければ、且つ多少の好意があればOKするはず。→イケるんじゃね?
③ 後は野となれ山となれ。
という、今考えれば、安易且つ姑息な作戦を立て、実行しました。
まずは①を実行し、すんなりOKでした。
すなわち、
・彼氏はいない。
・僕に対して多少の好意は持っている
という仮説を立てました。(とても安易な考えですねぇ)
後日、チケットを買い、仕事終わりに野球観戦に行くことになりました。
Bさんはクルマ通勤だったので、仕事終わりに球場に直行すると言ってました。
僕の自宅近くを通るので、途中で、彼女のクルマに乗せてもらうことになりました。
この時点での僕:クルマに乗せてくれるって、イイ感じじゃね?
球場に着くと、既に5回まで進んでいました。
則本投手が、かなり良いピッチングをしていたらしく、早いペースで試合が進んでいました。
この時点での僕:則本め、余計なことを(怒)
Bさんと歓談しながら楽しく野球を観ていましたが、則本の好投のせいで、試合が早く終わってしまいました。
しかし、則本のヒーローインタビューで、「今日は試合が早く終わったので、球場内の観覧車の乗車時間を延長しまーす。」と宣言し、せっかくなので、球場内にある観覧車に乗ることになりました。(楽天生命パーク宮城には観覧車があるんです)
則本、ナイス!!
観覧車に乗っていると、
Bさん「わたし、男の人と観覧車に乗るの初めてデス!!」
僕(の心の声)「これ、イケんじゃね?。」
その後、いろいろな話をしながら戻りました。
しかし、会話中、気になる点がありました。
Bさん「もうすぐ母の日ですねぇ。お母さんにプレゼントされるんですか?」
僕「毎年、プレゼントあげてるよ。今年は何にしようかなぁ。Bさんはどうするの?」
Bさん(小声&早口)「そういうのは、彼氏がするんで、私はしなくていいんです。」
僕(の心の声)「今、なんか変なこと言ったよね? 気のせいか・・・。」
僕「今度は飲みに行きましょうよ。」
Bさん「ぜひ。よろしくお願いします。」
という感じで、疑念を抱きながら、その日は帰宅しました。
数日後・・・。
とりあえず、飲みに行けそうな感じだったので、Bさんにお誘いのLINEを送りました。
LINE
僕 「暇なとき、飲みにいきません?」
Bさん 「いいですよ。」
僕 「いつ頃がいいですか?」
Bさん 「二人で飲みに行くと、彼氏が怒るので、他に誰か誘ってもいいですか?」
僕 「・・・。わかりました。」
僕(の心の声) 「彼氏、いたのかよー。早く言えよー。」
というか、僕が勝手に舞い上がっていただけでした・・・。
その後、Bさんに二度と連絡することはありませんでした。
数ヶ月後、Bさんが会社に挨拶に来て、寿退社することになったと報告を受けました。
Bさん、お幸せに。
ありがとうございました。