Pちゃんちゃんの小言

日々思うことについて、徒然なるままに綴っていきます。

身元保証会社の功罪

Pちゃんです。

 

今回は、身元保証会社に関するネタです。

メリット、デメリットについて、僕の経験を交えて書いてみます。

 

まず身元保証会社について、かいつまんで説明すると、

主に身寄りの無い高齢者身元保証人及び身元引受人になってくれる会社です。

 

身寄りの無い高齢者に身元保証人等が必要な理由は

・有料老人ホームに入居する際には、身元保証人が必要。

・最近は、特別養護老人ホームでも身元保証人を要求される。

・病院に入院する際にも、身元保証人が必要。

・亡くなった際、葬式や火葬、納骨などをするの身元引受人が要求される。

当然、身寄りの無い高齢者は、上記のことをやってくれるヒトがいないので、とても困ります。 

 

身寄りの無い高齢者は、生活していくのって、なかなか大変なんです

というか、本人には自覚が無い場合が多く、周りの支援者(ケアマネジャーやソーシャルワーカー、近所のヒト等)が大変なんです。

 

これらの問題を解決してくれるのが、身元保証会社です。

 

身寄りの無い高齢者の身元保証人及び身元引受人となり、老人ホームに入居する際には、連帯保証人にもなってくれる。

勿論、入院時の保証人や身元引受人にもなってくれる。

入退院の手続きや、老人ホームの入居手続き、亡くなった時の葬儀や死後事務までやってくれる。

 

このように、高齢者のみならず、彼らを受け入れる老人ホームや病院にとっても、大いに貢献してくれる会社です。

今後、身寄りの無いひとり暮らしの高齢者は増えることが予想されますので、ニーズは増えるでしょうね。

独身、アラフォーの僕もいずれお世話になるんでしょうかね。

 

しかし、メリットだけではありません

利用者とトラブルを起こしている会社があります。

実際に揉めているヒトのお話を聞いたことがあります。

問題点としては、

・入会金や身元保証料として、高額な金額(100万円以上)を支払う。

・その割には、何もしてくれない。(入院しても来ない、いろいろ手続きもしない)

・相談しても、お金のことしか言わない。

・解約をしても、返金がない。

・そもそも身寄りが無いので、解約をしにくいし、クレームも言いにくい。

・解約しようにも、身寄りが無いので、解約手続きを手伝ってくれるヒトがいない。

・結局、泣き寝入り。

 

数年前に、日本ライフ協会という身元保証会社が破綻して、預り金が戻らず、多くの高齢者が被害を受けた事件がありました。

結構、大きなニュースだったと記憶しています。

 

勿論、善良な身元保証会社もあります。

全ての身元保証会社が悪いわけではないのですが、見極めるのが難しいんです。

実際に担当者に会って、契約書を確認するのが良いかもしれませんね。

 

今回はここまで。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ライフ協会