Pちゃんです。
前回に引き続き、言語聴覚士の学校について、書いていきます。
前回は主に講義内容について書いたので、今回は臨床実習について書きます。
僕は大卒2年課程でしたので、1年目に4週間、2年目に8週間の臨床実習がありました。
実習前に学校の先生と面談をして、実習先が決定します。
面談では主に、
・成人or小児
・病院or施設
・県内or県外
を聞かれました。
県外の実習先だと、当然、自宅から通えないので、レオパレスとかホテルを用意してもらえます。宿泊代金は実習費という名目で学費に含まれてました。実習先に自宅から通えるヒトと県外でホテルに泊まるヒトも実習費は同じだったので、どうせなら、ホテル暮らししたいと思い、県外の実習先を希望しました。
それ以外の希望は特になく、県外の実習先を希望していることをアピールしました。
なぜなら、実習先のリストに札幌市内の病院があり、ススキノで遊びたかったからです。
意外と県外の実習先を希望するヒトは少ないという噂を聞き、ススキノ確定を思いきや、1年目は福島県の山奥の小児デイサービスみたいなところに決まりました。
田舎なのか、ホテルは1つしかなく、僕以外は、泊まり込みで働く建設業のヒトばかり。ススキノとは程遠い環境でした。
2年目も同じような希望を出しましたが、今度は県内にある古びた病院でした。
県内といっても、自宅から通えない場所なので、宿泊場所を用意してもらえました。
レオパレスかホテルと思いきや、実習先の病院の病棟を改装した宿泊室でした。
改装といっても、ほぼ病室。明らかに使わなくなった病室をそのまま利用する感じ。
要するに病院に泊まり込みです。
しかも、18時を過ぎるとエアコンが止まる。
お風呂の場所は遠く、10分くらい病院内を歩く必要あり。
途中から面倒くさくなったので、リハビリ室にある水治療室のシャワーを使わせてもらいました。
部屋にはテレビがなく、勉強するには良い環境だったと思います。
臨床実習の内容についてですが、
1年目は小児デイサービスみたいなところ
読み書きが苦手な子ども、発達障害のある子どもが通ってくる通所施設でした。
実習指導員(スーパーバイザー)が70代のおじいちゃんで、毎日、何時間も彼の自慢話と昔話を聞かされ、苦痛でした。
真冬で雪の多い地域だったので、雪かきとおじいちゃんの相手をして1日が終わる。
そんな1年目の臨床実習でした。実習らしいことはあまりしてません。
2年目は回復期病院でした。
失語症などの高次脳機能障害、構音障害のリハビリがメインでした。
僕は病院で働こうと思っていたので、自分がこれから働くことをイメージしながら実習出来て、楽しかったです。
スーパーバイザーの先生は親切な方で、その後もお世話になりました。
よく色々な学生から、実習が辛かったとか、レポートや課題で毎日徹夜とか聞きましたが、全くそんなことはなく、よく眠れました。
結局はスーパーバイザーによるのかもしれませんね。
ありがとうございました。