Pちゃんちゃんの小言

日々思うことについて、徒然なるままに綴っていきます。

言語聴覚士 4年目について

Pちゃんです。

 

今回は、僕の言語聴覚士(ST) 4年目に経験したことを書きます。

 

職場環境は変わらず、ST部門は肩身の狭いまま、パワハラが日常茶飯事でした。

決して居心地の良い職場ではありませんでしたが、4年目ともなると、慣れてしまうんです。慣れって、怖いですね。パワハラの矛先を自分ではなく、他人に向けさせる技術や受け流す技術を体得してしまうんです。

 

4年目での主な出来事

・論文を書いた(というか、書かされた)

・医師とも仲良くなった。

理学療法士(PT)の部長と作業療法士(OT)の主任に目を付けられるようになった。

 

前回も書きましたが、3年目に学会発表をした内容を論文にまとめることになりました。

国内のマイナーな雑誌への投稿で、そんなに査読もきつくなくて、今にして思えば、さほど難しいものではなかったんです。投稿規定はありましたが、結構、ザルでした。

しかし当時は論文を書くなんて、初めての作業だったので、かなり戸惑いました。

最も困ったのが、英文抄録(300語程度)。英語なんてご無沙汰してるし、医学英語もろくに分かっていなかったので、非常に困りました。

当時は英文抄録を書ける能力が無かったので、仕方なく自腹で2万円くらい出して、翻訳業者にお願いしました。

ただ、この論文を書くという作業が意外と面白かったです。

いろんな文献を読み、論文を書き進め、それを臨床に生かすというサイクルが生まれ、仕事にも良い影響が出てきました。

 

そして、論文を書く課程で、主に神経内科医の方々とディスカッションする機会が多くなり、色々と有益なアドバイスを頂くなど、とても仲良くしてもらいました。

本当に頭の良い方々で、話しているとこっちまで頭が良くなる感覚がありました。

 

STとしては少しずつ成長を実感しているものの、PTの部長とOTの主任からは妬まれてしまい・・・。

医師にへつらうという職場環境のせいか、医師と仲良くしているのが気に入らなかったみたいで・・・。

「調子乗んなよ」的な視線をシャワーのように浴びてました・・・汗。

 

論文を書き終えた頃から、大学院の進学を意識するようになっていました。

当時、数名のPTの先輩が退職して大学院に進学していたので、そんなことも出来るんだ、カッコイイ、自分もいつかはなんて思っていました。

論文を書いたことで、もっと良い論文を書きたい、自分でエビデンスを出してみたいと明確に進学を意識するようになりました。

 

今回は、ここまで。

ありがとうございました。